出張先としてのフランス行った時の体験談

私は仕事でヨーロッパ各地を頻繁に訪れますが、昨年はフランスに縁のある年になりました。

普段はイタリア贔屓の私ですが、ここでは仕事の傍ら垣間見えたフランスの魅力をご紹介します。

フランス人の同僚たちのこと

イタリアとフランスはお互いにあまりいいイメージを持っていないのが一般的です。

顕著な例としてあげたいのは、イタリア人の間では鼻先が上にツンっと上がった形の鼻のことを「フランス風の鼻」と形容するほど、フランス人に対して「高飛車」という先入観を持っています。

語学を義務教育で習うにもかかわらず、「フランスに入ったらフランス語を喋れ!」とばかりに観光客に対しても断じて英語を使わないとか、フランス料理は世界一でどの国にも負けないと固く信じているとか、とにかく「頑固者」というイメージがフランス人に対して大半のイタリア人が抱いている印象でした。

その流れに感化されて、私もフランス人には日本人の私なんて受け入れてもらえるはずはないのだろうと思っていました。

せめてもの努力として、フランス語を猛勉強して簡単な挨拶や自己紹介、基礎的な受け答えや数字の発音などを頭に叩き込んで出かけました。

最初の仕事はパリのど真ん中でしたが、パリジャンとパリジェンヌたちはとても温かく私を迎え入れてくれ、何人かの人は英語を話そうと頑張ってさえくれました。

私の仕事も大いに評価してくれ、また是非一緒にやりましょうねと口々に言ってくれました。予期していなかっただけに、とても嬉しい出来事でした。

フランスの食文化

世界共通の認識だとは思いますが、フランス料理やフランス食材はとても美味です。

スーパーで売っている冷凍食品のガレットさえ美味しいのには驚きました。

仕事仲間に連れていかれた近所のビストロでのランチも再考でした。私はトリュフのリゾットを頼んだのですが、香りが濃厚で味付けも絶妙でした。

他の人たちが頼んだお皿もどれもとても美味しそうでした。知り合ったばかりの人たちだったので「一口ちょうだい」と頼むわけにはいかなかったのがとても残念です。

帰路につく前にお土産を探しに街をぶらつきました。パリの中心部に宿泊していたため、徒歩圏内に有名なショコラテリーやパティスリーがたくさんありました。

チーズやお茶の専門店も軒を連ねていました。

散々迷った末高級ショコラとマロングラッセをひと箱ずつ購入しました。値段は緊張するほど高額でしたが、たまのことなので良しとしました。

近年ではテロの影響で観光客が激減したパリですが、やはり超有名観光都市としての名声はだてではありません。魅力溢れるあの町に、また近々戻りたいと思っています。